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新・なまず日記


2010-09-28 [火]

_ [その他] 市役所にて



”211ばん、の、ばんごうでおまちのかた、3ばん、まどぐち、まで、おいで、ください”

合成音声って、あんまり進化しないなあ。いや、ラブプラスのマナカちゃんの声は、もっとちゃんとしてたんじゃなかったっけか。
そうだ、一人暮らしを始めたら、ついでにニンテンドーディーエスを買って、カノジョを作ってみようか。
40過ぎの男ヤモメが、団地の一室で独り、ゲーム機に向かって、「好きだよ...」なんて言ってる図を想像して、頬がゆるむ。

「はい、戸籍謄本です。間違いないかどうかご確認ください」
「んー......俗に、バツイチって言うけど、バツ、ないね」
「え?ああ、昔はこういうのは全部紙でしたから、紙にバツつけてたんですけど、今はコンピュータですから。ほら、ここ」
「ああ、除籍済み、か。なるほど」

かつて女房だった人の名前の左に、四角で囲まれたマーク。特に感慨は浮かばない。それよりも、先日提出した届けがきちんと反映されていることに安堵した。仕事が確実に進んでいく安堵感。

安堵感が、オレの口を軽くする。

「あー、なるほどねェ...こんなの、やってみなくちゃわかんないもんだね」
「そりゃねえ、めったに見れるもんじゃないし」

市役所のおばちゃんも、軽口につきあってくれる。

「まぁ、でも、ホントは、やらなくてすむんなら、やるもんじゃないけどね、こんなこと、ヘヘヘ」
「そりゃァそうよねェ、ホホホ」

外に出たら、夕闇迫る空。胸に残るは...穴、かな。夫婦という硬くて大きな岩が、ゴロン、と抜けた。その後に残った、大きな穴。例えがわかりにくい?じゃあ、親知らずが抜けたあとの歯茎の穴でもいいや。

オレは、その穴の縁で、穴の底を眺めて、デッカイ穴だなぁ、と、ため息をついている。夕暮れが迫る空の下で、そんな気持ち。

歯茎の穴がそうであるように、この穴も、いつかは塞がってしまう。でも、もうちょっと、この穴を眺めていたい。そんな気持ち。

え?ラブプラス?
大丈夫。ゲームなんかじゃ、この穴、まるで埋まんないから。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
_ RIKI (2010-10-30 [土] 02:38)

色々お疲れ様です。その後大きな風が吹き抜けて行ったようです。 <br>http://picasaweb.google.com/lh/photo/JLmPlvFyXqeGDbv7IKteLynFv9EmCwXY6gIyU1aLyzk?feat=directlink <br>

_ 遠藤なまず (2010-10-30 [土] 10:41)

あら、ま。 <br>13号はなまず台風だったのか。 <br> <br>今日はどこにも行けないと思って、パンを買い込んだりしてたんですけどね。幸いなことに、拍子抜けでした。

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