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新・なまず日記


2010-06-14 [月]

_ [xfumble] 五ヶ月ぶりのリリース - ミニバッファとキーマクロの保存




お待たせしました。

本当に久しぶりのリリースです。もう開発やめちゃったんじゃないかと思われてるんじゃないかと、大変恐かったんですが、地味に作りつづけてました。

今回は、emacsライクな、ミニバッファを実装しました(vi派の方には恩恵はないかも)。"Escape x"と打つと、ウインドウの下に、emacsそっくりの"ミニバッファ"風のものが現れるので、そこで、これまたemacsと同じようにインクリメンタルサーチでコマンドを選択、実行します。

そのコマンドなんですが、キーマクロを定義して、それに名前を付けて、オリジナルのコマンドを作ることができます。

例えば、今、ワタシ、firefoxの中で、この文章書いているわけですが、
こんなふうにフォントを強調するタグ

<strong><font size="+1"></font></strong>

これ、これをタイプするキーマクロを、"strong-font"というコマンドにして、ミニバッファからこのコマンドを実行しながら、これを書いているわけです。自分で言うのもなんですが、めっちゃ便利です。

この便利さ、皆さんにも体験して頂きたい。頼む!ここをクリックしてくれ!

さて、これまでいろんな機能を盛り込んできたxfumbleですが、この辺で、いい加減にそろそろ、アプリとして一応の完成をみたい、と、かように思うようになりました。まだまだ、いろんな機能追加をやりたいのですが、きりがないでしょ。

作りかけの、キーバインドルール設定GUIアプリを、完成しようと思います。次回のリリースでは、こいつのお披露目をして、ベータバージョンとしようと。

また、しばらく、地下に潜ることになると思います。早くて三ヶ月後、といったところでしょうか。

では、またお会いでいるときまで。ご機嫌よう〜


2010-06-26 [土]

_ [ハード] IS01ファーストインプレッション




IS01売り場 近所のミドリ電化で、IS01の実機を触らせてもらったので、その感想なんかを。


世の中iPhone4が出て大騒ぎしてるってのに、なんでIS01なのかって?

オイラ、長い間、クリエUX50を使っていたからさ。キーボードつき電子手帳ってのが欲しかったんだよ。ポッケにいつも入れておいて、思いついたことをすぐ書き込んで、すぐポッケに戻せるような奴を。その目的に、UX50は理想的だったんだけど、キーボードがヘタってもう使えない。他のを買うにしても、いまさらネット機能がついてない電子手帳ってのも厳しいものがある。そういうわけで、本理想なスマートフォンを探してたわけです。


いろんなスマートフォンを検討しましたよ。E-MobileのEモンスターにはずいぶん魅力を感じたなぁ。でも、OSがウインドウズモバイルってのが、どうにも気に入らない。普段、LinuxベースのOSを使っていることからくる偏見なのでしょうか。洗練とは程遠い、マイクロソフトのソフトウェア製品にお金を払うってのが、愚行に思えるんですよ。バカみたいだって。だって、LinuxベースのOSだったら、無償、ソースコード公開が原則なんですよ?最初は洗練されてなくても、ソースが公開されているから、気に入らない人が手を入れてどんどんよくなるし、手を入れる人がいないなら、オイラが手を入れればいい(だからオイラはxfumbleを作っているんだぜ)。なんで高いお金を払った上で、さらにマイクロソフト様が洗練してくださるのを指をくわえて待たないといけないの?バカじゃんそれって。


iPhoneももちろん検討しました。キーボードがついているのが理想なんですけど、iPhoneのタッチスクリーンでのキー入力は、思ったより悪くない。もう、iPhoneでいいかな、なんて、何度も考えましたよ。とても洗練されているしね。そして、宝石のように美しい。でも、それこそが、気乗りしない原因なのかな。

あんまり宝石のように美しいので、無造作にポッケにつっこむってのが、どうも抵抗感があってね。じゃぁ、保護ケースにでも入れるか、ってことになるんだけど、そうなると、なにか思いついたときにポッケから出して、パッとメモ書きして、またすぐポッケに入れるってことが、うまく行かないじゃない?洗練されすぎてるってのも考えものだよねぇ。オイラは、眺めて楽しむガジェットが欲しいわけじゃないからさ。24時間必ず手元にあるようなものが欲しいんだよ。


そんなこんなでモタモタしているうちに、いわゆるアンドロイド携帯ってのが登場しました。こいつらはLinuxベースのフリーOSでソースコードが公開されているし、キーボード付属のものが多かったから、かなり期待しましたね。あとは、ポッケに入れても液晶の傷を気にしなくていい、クラムシェル(ノートパソコンみたいに、フタの裏にディスプレイがついている奴)タイプのが出てくれれば...


待つこと数年、やっとオイラの本理想、フリーOS、フルキーボード、クラムシェルのIS01が発表になりました。オイラが興奮しないわけないでしょう?


発売は6/30ですけど、モックくらいはあるかな、と思い、近所のミドリ電化に行ってきました。予想に反して、モックどころが、当店で一台だけ、という実機を貸してくれたので、いろいろイジらせてもらいました。


思ったより薄く、思ったより軽い、 ってのが、第一印象でしたね。大きさは、銀行の通帳とほぼ同じ。厚みは、年間スケジュールを書き込むメモ帳くらいかな。大きさの割には、軽い感じ。ユニクロのカーゴパンツのモモのポッケにスッポリと入る。もちろん、クラムシェル型で液晶がむき出しじゃないから、なんの躊躇もいらない。いいね、本理想だよ。


さて、フタを開けてみよう。フタは、「キーボードに対してやや斜め」、「キーボードと水平」の二段階にロックする。カチリという感じが気持ちよく、質感は高い。立ったまま文章入力するときは、「水平」がいいだろう。重量のバランスがよく、手は疲れない。


ワオ!液晶デカいなぁ!解像度も高い。すごく見やすいよ。

なにはなくとも、とりあえず、「メモ帳」を選んで、文章入力してみる。もちろん、店で立ったままの入力だから、両手の親指を使う...これは!?この手の電子手帳のキーボードはさんざん触ってきたけど、こんなの初めてだ!
たいていの電子手帳のキーボードは、米粒のようなキーを、プニュプニュと押す感じ。たいてい、消しゴムを押しているような感覚だ。もしくは、クリエUX50は、曲がった金属を押したときみたいな、ペキって感じがあった(あまりにペキっが指にこたえて、厚みのあるビニールのシールをキーに貼って入力してた)。クリック感がないのを補うためか、キータッチは固めに作る。お世辞にも、快適なものじゃない。それでも、使っているうちに慣れる。そういうもんだ。キータッチには期待してなかった。

ところがIS01は、この薄さでこれ!?というような、深々としたキーストロークがあり、しかもしっかりと底突き感がある。そして、極めて軽いキータッチ。異次元のタッチ感である。キーもタップリとした面積があり、キーの判別が極めてやりやすい。


しかし、あまりに異次元のせいか、ミスタイプが連発した。キー一つ一つがたっぷりとした面積があり、キーの間の間隔がほとんどない。おまけにキータッチが軽いので、つい、隣のキーも押してしまうからだ。

なんども打っているうちに、コツがつかめてきた。親指の腹で打つというより、爪でハジくという感じ。あるいは、親指をなるべく立てて、先っちょで突く感じ。

5分もすると、大分慣れてきて、ほとんどミスタイプがなくなってきた。かな漢もなかななか優秀で、サクサクと入力できるようになってきた。キー入力やかな漢におけるディレイは、まったく感じない。非常に機敏な印象。また、「入力」というキーがあり、このキー一つで、英字、カタカナ、ひらがなの切り替えができる。タイピングに関する学習曲線は極めて高そうに感じた。いい!これは欲しいぞ!


「メモ帳」での文章入力の途中で、ホームボタンを押し、ホーム画面から、他のアプリを起動することができる。電卓とか、Webブラウザとか。あらゆるアプリが、バックグラウンドで動作する。パソコンでは当たり前だが、この手の電子手帳においては、ちょっと感動的だ。現在起動中のアプリ一覧が、ホーム画面のボタンで確認できる。なんと、起動中のアプリの画面がそのままアイコンになっている。Linux系OS使っている人には、Compizウインドウマネージャを使ってAlt-Tabを押したときみたい、って言えばわかるかな?(WindowsXPの人には、なんて説明したらいいかわからないよ。Alt-Tabでは、アイコンがでるだけでしょ?アイコンじゃなくて、アプリの縮小画面が並ぶんだよ!)

この縮小画面アイコンを選択すれば、アプリの選択は非常に楽。また、縮小画像の右下の×ボタンを押すと、その場でアプリの停止もできる。いいねぇ。ただし、アプリの選択をしたり、停止をしたりすると、アイコンがアニメーションするんだけど、それがあんまりなめらかじゃなくてね。ひょっとしたら、アプリ切り替えのための時間を、アニメーションでごまかしているのかもしれない。その辺のところはわからないけれど、ここに関しては、ちょっとモッサリかな。


Webブラウザを立ち上げてみた。画面の大きさと解像度の高さで、非常に高品位な印象だ。ブラウザの操作は、流行の画面フリックによるスクロールや、二本指での拡縮はもちろんのこと、キーボードのカーソルキー、さらにトラックボールでも操作可能。これはすごくいい!画面がいくらでかいといっても、画面上のブラウザのリンクを指で押すのは、つい隣のリンクを押してしまったりして、「うまくいくかな...」とちょっと不安になる。そこいくと、キーやトラックボールで確実にリンクを指定し、リターンやはトラックボールの押し込みで確実に選択できるのは、安心感が全然違う。ワタシは声を大にしていいたい。「なんでもタッチパネルにすりゃいいってもんじゃないんだよ!」


最後にカメラについて。ホーム画面からムービーアプリやカメラアプリを立ち上げれば、即ムービーにもカメラにもなる。ムービーでは、トラックボールを縦に動かすことで、ズーム操作ができた。ボールを押し込めば撮影開始。もう一度押せば撮影終了。なんて簡単なんだ。正直、キーボードさえあればいいと思っていたIS01だが、トラックボールの存在は非常に大きい。小粒のボールなのに精度が高く、コロコロするのがやみつきになる。いいよ、予想外の本理想だ。


本エントリ冒頭の写真は、IS01でお店の中で撮ったもの。その場で、この「新・なまず日記」に接続し、アップロードした。本当の解像度は960x480。十分すぎる解像度だ。こりゃタマラン。IS01さえあれば、ブログの更新が非常に楽しいものになるだろう。



2010-06-29 [火]

_ [日本酒] 奥播磨 純米 XX (ダブルエックス) 下村酒造




ダブルエーックス ダブルエッークス!

なんだって日本酒にこんな名前をつけるのか、まったく理解に苦しみますが、こまけぇことはいいんだよ、と、これ飲んでいい気持ちのアタシはそう思うのです。

正直いって、非常にレベルの高い酒です。
姫路は下村酒造さんの特別商品です。

詳細はここを見てほしいのですが、「奥播磨2号という特別な酵母を使用しています」というだけあって、非常に個性的な味です。

精米歩合55%ですから、強い吟醸香があってもおかしくなさそうですが、不思議と、それほど香りません。まず、飲んだ最初は、酸味がガッと来ます。酸っぱさが引くと、強い渋みを主とする複雑な味が下の奥の方に残ります。どちらかというと、重たい酒だと思うのですが、酸味がそれをうまく処理してくれるので、重たくて飲めない、ということはありません。むしろ、飲みやすく感じられます。飲みやすいのに、どっしりとした飲み応え。
この辺が、非常におもしろく、通向きのお酒と言えるかもしれません。

生酒なので、常温保存では、結構味が変わります。いつまでもフレッシュなまま飲みたい、と言う方は、冷蔵庫での保存が必須でしょう。しかし、味が変わるのも、ダブルエックスの楽しみのうちかもしれません。

アタシは開栓後、普通に部屋に置いていたのですが、最初感じた強い酸味が、すこしづつマイルドになっていくように感じられました。2週間ほどで開けてしまったので、それ以上の変化は楽しめませんでしたが、多分、飲み残しをしばらく置いておいて、熟成させると、もっと面白いことになるんじゃないかと思います。