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新・なまず日記


2008-05-19 [月]

_ [デスクトップ][カスタマイズ][xfumble] X Windowで動くAHKみたいなの→xfumble



現在オイラは、「X Windowで動くAutoHotkeyみたいソフトウエア」を開発している。

オイラ、昔から、emacsというテキストエディタを使ってるんだけど、このエディタのカーソル移動は、上移動だったらCtrl-p(Ctrlキーを押しながらp)、下移動だったらCtrl-n、ということになっている。これに指が慣れているので、emacs以外のアプリでも、ついつい、上移動をするのにCtrl-pを押してしまい、そうするとたいていのアプリでは、「印刷」ってことになる(pはprintのp)から、とてもイライラする。「emacs以外のアプリでは、ctrl-pはキーボードのカーソル上移動キーを押したのと同じこと」なんてことが、簡単に設定できる、そんなアプリが、どうしても欲しかった。WindowsにはAutoHotkeyという名前のアプリがあったので、ずいぶんそれを使わせてもらってたんだけど、今使っているLinux(UNIX系OSのX Window環境)では、そういうのが、なかなか無い。それで、自分で作ろうと思ってるわけです。

まだ、基本的なやり方を模索している段階だから長いこと「名無し」だったんだけど、名前がついてないと具合が悪いこともあるので、xfumble(エックスファンブル)という名前をつけました。

"x"は、20年以上前からの、伝統的なX Windowアプリケーションの接頭文字。"xeyes"とか"xterm"とか、"x"が頭についたアプリは、やたらと存在する。最近の新しいアプリでは、こういう名前は少なくなったけど、基本部分は20年以上も仕様が変わっていない、優秀なX Windowシステムに敬意を表して、あえてレトロな命名にしてみたわけです。

"fumble"には、「ごそごそ手探りする」「下手な手つきでいじくり回す」といった意味がある。オイラが作ってるのはまさにそんな感じで、キー入力やマウス入力をゴソゴソやって横取りし、普通のアプリケーションを「騙す」ことで、コンピュータデスクトップの使い勝手をよくしようというもの。立派な統合アプリ環境を開発して、さぁ、どうです?、と言うよりも、既存のアプリの使い勝手の向上や、既存のアプリ同士の連携を、「下手な手つきでいじくり回す」感じで、まぁ動けばいいじゃん、と実現するのが目的だから、"fumble"という単語は、割といい線いってると思ってる。

さらに、"fumble"は、例えば、「野球でボールを取り損なう」なんて事にも使うように、あんまりいい意味の単語じゃないみたいだ。そういう言葉をあえて名前に使ってることが、逆に目立っていいかな?という、多少の色気もある。

まぁ、そういうことで、どうやったらうまく「ごそごそ手探り」できて、うまく既存アプリに「嘘」をつけるか、というのを、この間から研究しとるわけです。大きく4通りのやり方が考えられて、それぞれについてテストコードを書いて動作を検証してる。どのやり方も一長一短があって選択は難しかったが、今日あたりで、少なくともキーボードに関しては、ようやくやり方が絞れてきたかな?という感じになってきた。今も、テストコードを動かしながら、これを書いている。現段階でも、emacs以外のアプリで、「Ctrl-pでカーソル上向き移動キー」がうまく「騙せて」おり、非常に快適。

まだまだ、検証しなくちゃいけないことが沢山あるし、まったく現段階では「バラック」的なコードなんで、世間様に公開するまでには、かなりの時間がかかるんだが、オイラはこの開発に非常に興奮している。今朝も5:30起床でがんばってます。そう遠くない将来に公開できることでしょう。それを考えると、えらくコーフンしてタマランねぇ。
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_ IceNine (2008-07-30 [水] 14:08)

つい最近ubuntuを触り初めたんですが、emacsの本家であるUnixにこういうソフトがなくてショックでした。公開を楽しみにしています。

_ なまず (2008-08-01 [金] 09:38)

IceNineさん、そういってもらえると、スゲェうれしいです!<br>はげみになります!オイラがんばるっす!

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