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新・なまず日記


2005-10-07 [金]

_ [デスクトップ][カスタマイズ]ボリューム調整の省力化(1/3)

昔はよく、趣味の欄に「音楽鑑賞」と書く人がいましたよね。今はどうなんでしょう。iPodを聞きながら電車に乗るのは「鑑賞」とは言えないような気がします。考えてみれば、なにもしないで音楽だけ聞いているというのは、なんだかとても贅沢なことのように思えてくる。今は皆さん、車を運転しながらとか、電車に乗りながらなどの、「ながら音楽再生」が主流なのではないですかね。

かくいうなまずも、パソコンを使いながらでないと音楽は聞かないのです。だって、音楽だけ聞いて他のことをしないなんて、時間がもったいないじゃないですか。ということで、せっせと手持ちのCDをパソコンのハードディスクに落としています。パソコン用のせこいスピーカーで音楽を聞くなんて、音楽を冒涜していると、オーディオマニアの方に怒られるかもしれませんが、なまずの耳は 腐っている ので、まったく気になりません。それよりも、パソコンならではの使い勝手の良さの方がとても魅力的です。

しかし、Windows2000というOS(ひょっとしたらXPも)は、このような「ながら音楽再生」には、あまり向いていないのではないか、と思うことがあります。以下は、Windows2000におけるオーディオ再生の時のボリューム設定の様子を表したものです。
ボリューム設定
オーディオ再生を行うアプリケーションのうち、最近の気のきいたものは、DirectSoundというソフトウエアモジュールを使って、内部に独自のボリュームつまみを持っています。これらのつまみは各アプリケーションで独立しているので、例えば音楽再生アプリで設定したボリューム値が、動画再生アプリに影響を与える、ということはありません。

また、アプリによっては、この音量つまみを使って、便利な機能を実現している ものもあります。例えば音楽再生ソフトfoobar2000では、ReplayGainという機能で、複数のCDにおける音量の自動調整を行ってくれます。たくさんのCD(からハードディスクに落とした音楽ファイル)を再生するときに、CD毎に音量が違っていると、いちいちボリューム調節をしなくちゃいけなくて、鬱陶しいですよね。ReplayGainでは、この調節を自動的にやってくれるので、ボリュームつまみをさわらなくても、いつでも丁度いい音量で音楽が聞けるのです。

また、動画再生ソフトのPRINCE KOGAさんのDVでは、ボリューム設定の保存機能があります。最初に動画ファイルを再生するときは人間がボリューム設定をする必要があるのですが、DVはこの設定値をファイル毎に覚えていて、次にその動画ファイルを再生するときには、自動的に前回そのファイルに対して行ったボリューム設定を復元してくれるのです。

これらの気のきいたアプリを使っていれば、ボリューム設定をしなくちゃいけない回数は格段に減り、いつでも快適な音量でオーディオを楽しむことができるのです。しかし、そのためには、システムのボリューム(上記の図の右の方)は、なるべく開けている方が望ましいです。なぜかというと、最後のシステムのボリュームが閉まっていると、いくらアプリ毎のボリュームを最大にしても、大きな音で鳴らすことができないからです。アプリごとのボリュームつまみで、音量を絞ることはできます。しかし、いくら音量を大きくしようとしても、その後ろのシステムのボリュームつまみの設定値よりは、音は大きくはできないのです。foobar2000やDVの気のきいた機能を最大限利用するためには、システムのボリュームは、なるべく最大にしておいた方がいいのです。

しかしそうすると、困った問題が持ち上がります。WindowsのデスクトップGUIが鳴らす、いわゆるシステム音(ファイルのコピーが終わったとき、ピローンと鳴るアレ)は、独自のボリュームつまみを持たず、直接、システムのボリュームつまみに流れています。従って、システムのボリュームを、気のきいたアプリのために、全開に開けておくと、すさまじい音量でシステム音が鳴り響いてしまうのです。あわててシステムボリュームを絞ると、今度はfoobar2000やDVの音が十分に大きくできない。どうすりゃいいのよ、ということになります。

さらに、気のきいてない、独自のボリュームつまみを持たないアプリもあります。例えばIE(Internet Explorer)です。IEでネットサーフィンをしていて、おもしろそうなFlashがあったから再生してみると、これまた、どえらい大きな音が出てしまいます。

これらの課題を解決するために、なまずは、以下の二つの方法を試してみました。

  1. システム音に関しては、いつ鳴るかわからないので事前のボリューム調整は不可能。そこで、システム音の音声ファイルを作り替えて、小さい音量の音声ファイルにして、それをシステム音として鳴らす。
  2. IEなどの独自のボリュームつまみをもたないアプリが鳴らす音に関しては、簡単なツールを作って対処する。つまり、起動すると、現在のシステムのボリューム値を保存した上で、システムのボリュームを下げる。もう一度起動すると、前回保存したシステムのボリューム値に復元する、というツールを作って、IEでflashを見る前には、そのツールを起動して音量を下げ、見終わったら、また起動して音量を元に戻す、ということにする。

上記の方法で、なまずは、かなり快適なオーディオ環境を得ることができました。次回と次次回の記事では、上記の1と2について、具体的な手順を紹介したいと思います。じゃ、よろしく。

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