新・なまず日記
2010-07-25 [日]
_ [xfumble] Ubuntu10.04での不具合
チ、またかよ...と少しうんざりです。
Ubuntu10.04上で、xfumbleを動かすと、どうも動作がおかしいのです。
全然ダメ、というわけではありませんが、ある修飾キーを伴うキー入力を、別の修飾キーを伴うキー入力に切り替える、なんてのが、うまくいかない。
例えば、Alt-fを押したら、アプリにはCtrl-Tabが送信される、なんての。
アタシはこのキーバインドをFirefoxのタブ移動に使っていて、非常に便利だったのに、Ubuntu10.04では、うまく動かない。
内部的には、Alt-fのタイプをxfumbleが横取りした後、XTestというX Windowの機能を使って、Altを「離したことにして」、次にCtrlを「押したことにして」、あとはTabを「押したことに」して、FirefoxにCtrl-Tabが届くようにしていたんだけど。
Ubuntu10.04では、Altは「離したことに」なるのだが、Ctrlが「押したことに」ならない。単なるTabキーの入力になるだけ。
Ubuntu10.04のX.Orgは1.7.6、前のバージョンのUbuntu9.10のX.Orgは1.6.4。多分、1.6から1.7に変わるとき、XTestの細かい部分に、また仕様変更が起こったんじゃないかと思うのだけれど。
うん、XTestがなくなっちゃった、とか、そういうことじゃないから、まだ、なんとかなると思うんだ。また、細かく調べて対応すれば、きっとうまくいく、と、信じている。でも、まるでトブさらいのような仕事だなぁ。もっとカッチョイイ、クリエーチブな仕事したいなぁ。
ま、しかし、ドブさらいの数が、いわゆる安定度、実用度の向上になると信じて、がんばりますです。
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2010-07-07 [水]
_ [その他] 教育と勉強と - 七夕の夜に
なんだよ、今日は七夕か。すっかり忘れてたな。
彦星はわし座のアルタイル、織姫はこと座のベガ。良く知ってるでしょ?子供に教えてもらったんだ。
息子は小学4年生なんだけど、中学受験だとかで、塾に行って勉強している。宿題が沢山出て、息子は泣きながらやってるんだけど、中身は結構おもしろいんだよ。いろんなことを教えてもらった。白い星より、青い星の方が、表面温度が高いんだって。知ってた?
もちろん、親父をおもしろがらせるために息子は勉強してるんじゃなくて、一応、いい中学に入るために勉強してるんだよな。
だけど、いい中学って、なんのことだい?
そんで、さっき、女房に、そろそろ進路を決めないとと言われた。なんだか、カンカンドウリツがどうした、とか言ってたんだけど、なんだかよくわからない。
勉強はおもしろいと思うけれど、勉強するってことが、教育機関を選ぶこととか、進路(概念的には"人生"の部分集合?)を決めるとか、そういうことと関係してくるなんて言われると、なんだか、急に霧が出てきて視界が見えなくなるような、あやふやな気分になってくる。
ワタシは、大学付属の、立派な(金がかかる)私立高校に入学し、立派な(金がかかる)私立大学に無試験で入学させてもらった。留年はしなかったけれど、その高校や大学で教育を受けたことは、すべて忘れてしまった。お父さんお母さん、どうもすみません。
でも、勉強は好きなんだ。今でも。
授業にはまったくついていけない落ちこぼれになったけれど、独学でコンピュータを学んだ。本も沢山読んだ。今もおんなじなんだ。
ワタシは、息子が言う、「青い色の星は熱いねんで」というのが、「黒体放射」をモデルにしている理屈なんだろうなぁということを知ってる。理想的な黒体ならば温度だけで色が決まるから。でもって理想的な黒体の代わりに空洞放射ってので実験して、それが量子理論の始まり、なんて話を知ってる。光の周波数が飛び飛びの値をとるってことにしないと、空洞放射の光の周波数分布が、実験値と理論値が一致しなかったんだってね。温度ってアナログに値が変化するように見える。でも出てくる結果は飛び飛び。階段状。一つ二つ三つと数えられる、なんらかの「粒」をつかった仮説→量子。
そんな話、多分、大学で習ったはずなんだけれど、それはもう、全部忘れてしまった。どうしてあのころ、あんなに授業がつまらなかったんだろう?テストに出るから。単位がもらえるから。そんなこと言われると、つまらなくなる悪い性格。
空洞放射は、ヒッポファミリークラブの「量子力学の冒険」という本で読んだ。多分、会社に入ってから。そんな本を読んだって、なんの役にも立たない。理由もない。意味もない。だから読みたくなる。悪い性格。
ワタシ、勉強することに、意味とか、理由とか、そういうのを求めるのは、ピュアな紳士のすることじゃないと思う。
(※"ピュアな紳士"ってフレーズはドリームクラブというキャバクラゲームから拝借しました)
意味とか、理由とかじゃなくて、ヤリタイからヤルんだろ?だってそうだろ?諸兄だって、おいしいものを食べたいって気持ちに、意味とか理由とかある?いい女の子とヤリタイとか...それの意味って考える?ヤリタイからヤルんだろ?
同じだろ?知りたいから勉強するんだよ。知ってどうする、なんて考えるのは野暮のやること。そんなこと考えているうちに、人生終わっちまうぜ。もったいないじゃん。ウマイもん食べて、いいオンナとヤって、知りたいこと知って。ソウシタイからソウスルだけだろ?それに「意味」なんて求めてどうすんの?
そもそも、人生に意味なんてあるのかね?これ読んでるアンタ、アンタは、アンタが生きてる「意味」って、即答できる?...できる。ほー、そいつは良かったな。
アタシにはアタシがなんで生きてるのか、サッパリ分からないねぇ。ただ、生きているアタシの肉体は生きようとするし、それを無理に押しとどめようとするのも、これまた「意味」も「目的」もないだろう。
意味は分からねぇが、なぜか生きようとするこの肉体。この肉体は、意味もなくウマイものを食べたがるし、意味もなく女の子とヤリたくなるし、意味もなく知りたくなるし、意味もなく「意味」について考えたがる。それが満たされると、この肉体は、「幸せ」を感じやがる。「幸せ」を求める気持ちに、「意味」や「理由」や「目的」は必要?アンタ、意味もなく「幸せ」を求めちゃいけないと思う?...思わない。そうか。それだったら、意味もなく勉強するアタシの気持ちが分かるだろ?それが「幸せ」だからだよ。意味なんてないんだよ。
だからアタシ、「教育」ってのに懐疑的でさ。勉強したい気持ちに、「教育」って必要なのかな?「教育」ってことと「勉強」とは、まるで別の話のような...
あぁ、そうか。ピュアな、つまり意味のない、「勉強」をすると、「幸せ」を感じるんだぜ、ってことだけは、息子に教えたいと思うな。教えたいから教える。つまり、これが教育って奴か。なるほど。それは分かる。
でも、”「幸せ」になるためにはイイ教育を受けられるイイ大学を卒業しなくちゃいけなくて、だから今「勉強」しなくちゃいけなくて、だからカンカンドーリツがどうしたこうした”.....ごめん、やっぱオイラ、サッパリワカンネェ〜。
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2010-07-03 [土]
_ [ハード] IS01予約してきた
こんなマニアックなスマートフォン、誰も欲しがらない、と思っていたのに...
auショップに出かけて「IS01クダサイ」と言ったら、「どこの店にもありません」だって。しかたがないから、予約だけしました。
へぇ。結構、キーボード派の人、いるってことなんだろうか?
それとも、auさんが、「まぁそんなに売れないだろうから、出荷もほどほどに...」なんて考えていたよりも、多少需要が多かった、というだけの話なんだろうか。
次回入荷はいつかわからないけれど、一月待ち、なんてことはない、と言っていたから、多分後者なんだろうとは思うけれども。
入手しましたら、またご報告します。
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2010-07-01 [木]
_ [日本酒] 秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲
例えば、例えばだよ。
例えば、あなたが、初めて男(女でも可)とつきあったとする。
その男(女でも可)はテレビにもよく出てるし、有名で、いかにも良く見えたわけだ。
ところが、何だって、つきあって見なきゃわからないことは沢山ある。
見た目とは裏腹に、実はヒドく性格の悪い奴で、ヒドい目にあわされたとしようじゃないか。
すると、あなたは、こう思うわけだ。
男(女でも可)なんて、もうコリゴリだ、と
しかし、それは愚かな考えというものだろう?
その、テレビによく出てる奴が最悪だったってだけの話。
もっとよく探せば、最高の出会いがあなたを待っているのかも。
なんの話だって?日本酒の話なんだよ
テレビに出てる(テレビCMを打ってる)日本酒というのは、たいてい、本当にヒドい。
ヒドいんだが、テレビCMを見た後にスーパーに行けば、普通に、それが置いてある。
あ、テレビでやってたアレか、と思い、買ってきて、飲んでみて、あなたは、こう思うわけだ。
日本酒なんて、もうコリゴリだ、と
もうずっと長い間、日本酒は、サイアクなものが最も売れるという、恐ろしい状況に陥っている。あなたが日本酒嫌いになるのも無理はない。
しかし、探せばイイ男(女でも可)は絶対に見つかる。
あなたの初めて男、おっと、日本酒が、秋鹿酒造さんのものであったならば、あなたはきっと、日本酒ってなんて素晴らしいんだろうと思うことだろう。
特に、この、無ろ過にして火入れ(パスツール殺菌)なしのホンモノの生酒「純米吟醸 槽搾直汲」だったならば。
私は何人もの会社の同僚、特に「日本酒はコリゴリ」と言う連中に、コイツを飲ませてきた。飲むと、誰もが言う。え!?これが日本酒!?と。
まず、開栓の瞬間から胸踊るはずだ。本物の生酒ゆえに、酵母が活発に活動しており、瓶の中は炭酸ガスでパンパンだ。親指で栓をジリジリと持ち上げると、ポンとハデな音がして栓が宙を飛ぶ。まるでシャンパンではないか。
口に持っていけば、果実のような芳醇な香りが鼻をくすぐる。しかし、鼻につくほどきつくは香らない。さぁ一口飲んでみてくれ。爽やかな酸味と舌をくすぐる炭酸のチリチリとが、上品な芳香とあいまって、なんとも言えない爽やかさをもたらしてくれるはずだ。まるでなにかのジュースを飲んでいるような気分。しかし、なんの果物のジュースに似ている、などとは、決して言うことができないだろう。存在しない果物のジュース。想像上の、想像しうるもっとも清らかな果物のジュース。例えば、桃源郷で育てているという不老不死の果物、仙桃のジュース。言い過ぎだって?冗談じゃない。オレはお酒の話をしているんだぜ?多少の誇張は胡蝶の夢と思ってもらわなきゃ、いい酔い心地にはなれないぜ。
しばし、舌の上で転がす。酸味の裏に、甘味や旨味が隠れていることがわかるだろう。たまらず飲み下すと、口から鼻へ、素晴らしい香りが流れると同時に、わずかな渋みを舌の 奥に残す。しばし陶然となるうちに、その余韻も儚く消える。次の瞬間、あなたもこう言うはずだ。え!?これが日本酒!?と。
華やかで、爽やかで、しかし決して軽薄ではない。まるで日本酒の良心のような一本。ホンモノの生ゆえに、季節的に既に入手は困難だと思う。もしこの駄文がアナタの心に残ってくれたならば、来年の1月になったら、探してみて欲しい。
見かけだけの最悪の男、おっと日本酒、に傷ついたアナタの心を癒してくれるに違いないのだから。そして次の恋、じゃなくって次の日本酒を探しにいく勇気を与えてくれるに十分な働きをしてくれることだろう。
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2010-06-29 [火]
_ [日本酒] 奥播磨 純米 XX (ダブルエックス) 下村酒造
ダブルエッークス!
なんだって日本酒にこんな名前をつけるのか、まったく理解に苦しみますが、こまけぇことはいいんだよ、と、これ飲んでいい気持ちのアタシはそう思うのです。
正直いって、非常にレベルの高い酒です。
姫路は下村酒造さんの特別商品です。
詳細はここを見てほしいのですが、「奥播磨2号という特別な酵母を使用しています」というだけあって、非常に個性的な味です。
精米歩合55%ですから、強い吟醸香があってもおかしくなさそうですが、不思議と、それほど香りません。まず、飲んだ最初は、酸味がガッと来ます。酸っぱさが引くと、強い渋みを主とする複雑な味が下の奥の方に残ります。どちらかというと、重たい酒だと思うのですが、酸味がそれをうまく処理してくれるので、重たくて飲めない、ということはありません。むしろ、飲みやすく感じられます。飲みやすいのに、どっしりとした飲み応え。
この辺が、非常におもしろく、通向きのお酒と言えるかもしれません。
生酒なので、常温保存では、結構味が変わります。いつまでもフレッシュなまま飲みたい、と言う方は、冷蔵庫での保存が必須でしょう。しかし、味が変わるのも、ダブルエックスの楽しみのうちかもしれません。
アタシは開栓後、普通に部屋に置いていたのですが、最初感じた強い酸味が、すこしづつマイルドになっていくように感じられました。2週間ほどで開けてしまったので、それ以上の変化は楽しめませんでしたが、多分、飲み残しをしばらく置いておいて、熟成させると、もっと面白いことになるんじゃないかと思います。
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2010-06-26 [土]
_ [ハード] IS01ファーストインプレッション
近所のミドリ電化で、IS01の実機を触らせてもらったので、その感想なんかを。
世の中iPhone4が出て大騒ぎしてるってのに、なんでIS01なのかって?
オイラ、長い間、クリエUX50を使っていたからさ。キーボードつき電子手帳ってのが欲しかったんだよ。ポッケにいつも入れておいて、思いついたことをすぐ書き込んで、すぐポッケに戻せるような奴を。その目的に、UX50は理想的だったんだけど、キーボードがヘタってもう使えない。他のを買うにしても、いまさらネット機能がついてない電子手帳ってのも厳しいものがある。そういうわけで、本理想なスマートフォンを探してたわけです。
いろんなスマートフォンを検討しましたよ。E-MobileのEモンスターにはずいぶん魅力を感じたなぁ。でも、OSがウインドウズモバイルってのが、どうにも気に入らない。普段、LinuxベースのOSを使っていることからくる偏見なのでしょうか。洗練とは程遠い、マイクロソフトのソフトウェア製品にお金を払うってのが、愚行に思えるんですよ。バカみたいだって。だって、LinuxベースのOSだったら、無償、ソースコード公開が原則なんですよ?最初は洗練されてなくても、ソースが公開されているから、気に入らない人が手を入れてどんどんよくなるし、手を入れる人がいないなら、オイラが手を入れればいい(だからオイラはxfumbleを作っているんだぜ)。なんで高いお金を払った上で、さらにマイクロソフト様が洗練してくださるのを指をくわえて待たないといけないの?バカじゃんそれって。
iPhoneももちろん検討しました。キーボードがついているのが理想なんですけど、iPhoneのタッチスクリーンでのキー入力は、思ったより悪くない。もう、iPhoneでいいかな、なんて、何度も考えましたよ。とても洗練されているしね。そして、宝石のように美しい。でも、それこそが、気乗りしない原因なのかな。
あんまり宝石のように美しいので、無造作にポッケにつっこむってのが、どうも抵抗感があってね。じゃぁ、保護ケースにでも入れるか、ってことになるんだけど、そうなると、なにか思いついたときにポッケから出して、パッとメモ書きして、またすぐポッケに入れるってことが、うまく行かないじゃない?洗練されすぎてるってのも考えものだよねぇ。オイラは、眺めて楽しむガジェットが欲しいわけじゃないからさ。24時間必ず手元にあるようなものが欲しいんだよ。
そんなこんなでモタモタしているうちに、いわゆるアンドロイド携帯ってのが登場しました。こいつらはLinuxベースのフリーOSでソースコードが公開されているし、キーボード付属のものが多かったから、かなり期待しましたね。あとは、ポッケに入れても液晶の傷を気にしなくていい、クラムシェル(ノートパソコンみたいに、フタの裏にディスプレイがついている奴)タイプのが出てくれれば...
待つこと数年、やっとオイラの本理想、フリーOS、フルキーボード、クラムシェルのIS01が発表になりました。オイラが興奮しないわけないでしょう?
発売は6/30ですけど、モックくらいはあるかな、と思い、近所のミドリ電化に行ってきました。予想に反して、モックどころが、当店で一台だけ、という実機を貸してくれたので、いろいろイジらせてもらいました。
思ったより薄く、思ったより軽い、 ってのが、第一印象でしたね。大きさは、銀行の通帳とほぼ同じ。厚みは、年間スケジュールを書き込むメモ帳くらいかな。大きさの割には、軽い感じ。ユニクロのカーゴパンツのモモのポッケにスッポリと入る。もちろん、クラムシェル型で液晶がむき出しじゃないから、なんの躊躇もいらない。いいね、本理想だよ。
さて、フタを開けてみよう。フタは、「キーボードに対してやや斜め」、「キーボードと水平」の二段階にロックする。カチリという感じが気持ちよく、質感は高い。立ったまま文章入力するときは、「水平」がいいだろう。重量のバランスがよく、手は疲れない。
ワオ!液晶デカいなぁ!解像度も高い。すごく見やすいよ。
なにはなくとも、とりあえず、「メモ帳」を選んで、文章入力してみる。もちろん、店で立ったままの入力だから、両手の親指を使う...これは!?この手の電子手帳のキーボードはさんざん触ってきたけど、こんなの初めてだ!
たいていの電子手帳のキーボードは、米粒のようなキーを、プニュプニュと押す感じ。たいてい、消しゴムを押しているような感覚だ。もしくは、クリエUX50は、曲がった金属を押したときみたいな、ペキって感じがあった(あまりにペキっが指にこたえて、厚みのあるビニールのシールをキーに貼って入力してた)。クリック感がないのを補うためか、キータッチは固めに作る。お世辞にも、快適なものじゃない。それでも、使っているうちに慣れる。そういうもんだ。キータッチには期待してなかった。
ところがIS01は、この薄さでこれ!?というような、深々としたキーストロークがあり、しかもしっかりと底突き感がある。そして、極めて軽いキータッチ。異次元のタッチ感である。キーもタップリとした面積があり、キーの判別が極めてやりやすい。
しかし、あまりに異次元のせいか、ミスタイプが連発した。キー一つ一つがたっぷりとした面積があり、キーの間の間隔がほとんどない。おまけにキータッチが軽いので、つい、隣のキーも押してしまうからだ。
なんども打っているうちに、コツがつかめてきた。親指の腹で打つというより、爪でハジくという感じ。あるいは、親指をなるべく立てて、先っちょで突く感じ。
5分もすると、大分慣れてきて、ほとんどミスタイプがなくなってきた。かな漢もなかななか優秀で、サクサクと入力できるようになってきた。キー入力やかな漢におけるディレイは、まったく感じない。非常に機敏な印象。また、「入力」というキーがあり、このキー一つで、英字、カタカナ、ひらがなの切り替えができる。タイピングに関する学習曲線は極めて高そうに感じた。いい!これは欲しいぞ!
「メモ帳」での文章入力の途中で、ホームボタンを押し、ホーム画面から、他のアプリを起動することができる。電卓とか、Webブラウザとか。あらゆるアプリが、バックグラウンドで動作する。パソコンでは当たり前だが、この手の電子手帳においては、ちょっと感動的だ。現在起動中のアプリ一覧が、ホーム画面のボタンで確認できる。なんと、起動中のアプリの画面がそのままアイコンになっている。Linux系OS使っている人には、Compizウインドウマネージャを使ってAlt-Tabを押したときみたい、って言えばわかるかな?(WindowsXPの人には、なんて説明したらいいかわからないよ。Alt-Tabでは、アイコンがでるだけでしょ?アイコンじゃなくて、アプリの縮小画面が並ぶんだよ!)
この縮小画面アイコンを選択すれば、アプリの選択は非常に楽。また、縮小画像の右下の×ボタンを押すと、その場でアプリの停止もできる。いいねぇ。ただし、アプリの選択をしたり、停止をしたりすると、アイコンがアニメーションするんだけど、それがあんまりなめらかじゃなくてね。ひょっとしたら、アプリ切り替えのための時間を、アニメーションでごまかしているのかもしれない。その辺のところはわからないけれど、ここに関しては、ちょっとモッサリかな。
Webブラウザを立ち上げてみた。画面の大きさと解像度の高さで、非常に高品位な印象だ。ブラウザの操作は、流行の画面フリックによるスクロールや、二本指での拡縮はもちろんのこと、キーボードのカーソルキー、さらにトラックボールでも操作可能。これはすごくいい!画面がいくらでかいといっても、画面上のブラウザのリンクを指で押すのは、つい隣のリンクを押してしまったりして、「うまくいくかな...」とちょっと不安になる。そこいくと、キーやトラックボールで確実にリンクを指定し、リターンやはトラックボールの押し込みで確実に選択できるのは、安心感が全然違う。ワタシは声を大にしていいたい。「なんでもタッチパネルにすりゃいいってもんじゃないんだよ!」
最後にカメラについて。ホーム画面からムービーアプリやカメラアプリを立ち上げれば、即ムービーにもカメラにもなる。ムービーでは、トラックボールを縦に動かすことで、ズーム操作ができた。ボールを押し込めば撮影開始。もう一度押せば撮影終了。なんて簡単なんだ。正直、キーボードさえあればいいと思っていたIS01だが、トラックボールの存在は非常に大きい。小粒のボールなのに精度が高く、コロコロするのがやみつきになる。いいよ、予想外の本理想だ。
本エントリ冒頭の写真は、IS01でお店の中で撮ったもの。その場で、この「新・なまず日記」に接続し、アップロードした。本当の解像度は960x480。十分すぎる解像度だ。こりゃタマラン。IS01さえあれば、ブログの更新が非常に楽しいものになるだろう。
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2010-06-14 [月]
_ [xfumble] 五ヶ月ぶりのリリース - ミニバッファとキーマクロの保存
お待たせしました。
本当に久しぶりのリリースです。もう開発やめちゃったんじゃないかと思われてるんじゃないかと、大変恐かったんですが、地味に作りつづけてました。
今回は、emacsライクな、ミニバッファを実装しました(vi派の方には恩恵はないかも)。"Escape x"と打つと、ウインドウの下に、emacsそっくりの"ミニバッファ"風のものが現れるので、そこで、これまたemacsと同じようにインクリメンタルサーチでコマンドを選択、実行します。
そのコマンドなんですが、キーマクロを定義して、それに名前を付けて、オリジナルのコマンドを作ることができます。
例えば、今、ワタシ、firefoxの中で、この文章書いているわけですが、
こんなふうにフォントを強調するタグ、
<strong><font size="+1"></font></strong>
これ、これをタイプするキーマクロを、"strong-font"というコマンドにして、ミニバッファからこのコマンドを実行しながら、これを書いているわけです。自分で言うのもなんですが、めっちゃ便利です。
この便利さ、皆さんにも体験して頂きたい。頼む!ここをクリックしてくれ!
さて、これまでいろんな機能を盛り込んできたxfumbleですが、この辺で、いい加減にそろそろ、アプリとして一応の完成をみたい、と、かように思うようになりました。まだまだ、いろんな機能追加をやりたいのですが、きりがないでしょ。
作りかけの、キーバインドルール設定GUIアプリを、完成しようと思います。次回のリリースでは、こいつのお披露目をして、ベータバージョンとしようと。
また、しばらく、地下に潜ることになると思います。早くて三ヶ月後、といったところでしょうか。
では、またお会いでいるときまで。ご機嫌よう〜
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2010-04-01 [木]
_ [その他] ギズモードのエイプリルフールネタ
あーびっくりした...
ギズモードさんのところに行ったら、あれ?PC壊れた???ん??おー、鏡文字!!!
へー、こんなことできるんだぁ、おもしろいなぁ。
どうやったら、こんなことできるんだろう、と、ソースをのぞいてみると...
<link rel="stylesheet" href="/common/2010april/aprilfool.css" type="text/css" media="screen" />
あー、このスタイルシートがあやしいなぁ。
でもって、aprilfool.cssの中身をのぞいてみると...
filter:progid:DXImageTransform.Microsoft.BasicImage(mirror=1);
あー、こういう、文字変形用のコマンドが用意されてるのかぁ。Microsoftって書いてあるけど、firefoxでも正しくミラーになってますよ。どういう経緯でこんなコマンドが用意されたか知らないけど、なかなかおもしろいね。
Web表示システム(つまりブラウザ等)は、それ自体で、もはや、かなり汎用的な「仮想コンピュータ環境」なんだなぁ、と実感しますです。
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2010-02-02 [火]
_ [xfumble] コマンド入力システムの改造中
ハローハロー、遠藤なまずの近況報告です。
emacsは、M-xで、コマンド入力が可能になるじゃないですか(emacsではミニバッファって呼んでいる奴です)。
あれは便利ですよね。めったに使わなくて、キーバインドを忘れちゃったような機能でも、機能の名前を覚えていれば、いつでも呼び出せる。
ああいうのを、xfumbleで欲しくなって、昔、ざっと書いてみたんですよ。でも、Makeのデモに間に合わせたるために時間がなくて、モックアップくらいのものしかできなくて。
で、今、本格的な奴に生まれ変わらせよう、と、がんばってるわけです。
emacsライクに、スペースバーによるコマンド名の補完、これ。これは欲しいです。
あと、Gnome-Doみたいな、インクリメンタルサーチと学習機能による候補の順位の変更、こんなモードも欲しいですね。
で、動的なコマンド定義、これも欲しいんです。つまり、emacsにおける、"name-last-kbd-macro"、これで、定義したキーボードマクロに名前をつけて、新たなコマンドとして動的に追加できる。こんな機能を実現したいのです。
例えば、オイラ、ブログに文章を書くとき、よく、こんな感じでフォントを強調したりしますが、このタグ(<strong>とか)を打つのが面倒くさくて。
だから、xfumbleのキーマクロ定義機能で、タグを打つキーストロークを覚えさせた後、そのマクロに名前をつけて、それが、例えば"M-x strong-font"なんてコマンド入力で呼び出せたら、最高だと思うわけです。
xfumbleは、emacsと違って、ひとつのアプリの中だけじゃなく、デスクトップ全体に関するキーマクロを定義できるから、上記のマクロのコマンド化が完成すると、他のアプリとの連携を行う作業なんかも、マクロ定義→コマンド化で、コマンド一発で自動実行できる。
こうなってくると、xfumbleは単なるキーバインドリコンフィギュレーションソフト以上の「なにか」になると思うのです。夢がひろがりんぐ、でしょ?
あんまりフロシキを広げてもアレなんで、まぁもうしばらくお待ちください。「なにか」に押し上げるためにがんばってるからオレ。
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_ 遠藤アナゴ [アナゴも立派な(金のかかる)大学を卒業してしばらくして、やっと知りたいから勉強することの幸せを体験しました。そして、..]
_ 遠藤なまず [やぁ姉さん。コメントありがとう。 そうだよな。このエントリを書いたときは、まだ父は生きてたんだよな。 逝ったのは..]